« 上中里庚申堂<下>(北区上中里) | トップページ | 無量寺の石仏(北区西ヶ原) »

2021年2月21日 (日)

上中里庚申堂<上>(北区上中里)

上中里は崖の街でこちらは崖上の上中里庚申堂。崖下の上中里庚申堂の標高は5.6mなのに対して、こちらの標高は23mと18m近い高低差がある。崖下は彼方まで水田が広がる農村地帯だったが、崖上には日光御成道が駒込から王子に通っており、城官寺と平塚神社の周りに民家が多数あったようだ。

Cimg1035_20210215213901

こちらの堂宇もなかなか立派なものである。堂宇内には江戸時代の絵図などがあり、表には庚申塔の解説が掲示されているなど、崖上も頑張っている感じが伝わってくる。ここから数十m西が城官寺の入口になっている。そしてここから丁字路を南へ行くと間もなく日光御成道に出る。現在は路地裏だが、昔はそれなりに要衝だった。明治時代の地図にはなぜか史跡のマークが付いている。

Cimg1038

祀られている庚申塔は駒型、日月、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿の図柄。右横には「奉供養庚申待二世安樂所」とあり、左横には年紀がある。造立年は享保6年(1721)10月。ここに祀られる前は、JR上中里駅付近にあったと資料に記されている。ということは崖下か中腹にあったのだろうか。前の場所を調べたいが、堂宇内にあった安政2年(1855)の絵図では坂下と坂上の両方に「庚申」がある。となるとここに移されたのは江戸時代ということになるが。

場所  北区上中里1丁目41-2

|

« 上中里庚申堂<下>(北区上中里) | トップページ | 無量寺の石仏(北区西ヶ原) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 上中里庚申堂<下>(北区上中里) | トップページ | 無量寺の石仏(北区西ヶ原) »