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2021年3月29日 (月)

高円寺北稲荷神社の石仏(杉並区高円寺北)

中央線高架の脇、北側の通りを環七から200mほど中野方面に進むと小さな稲荷神社がある。稲荷に定番の赤い鳥居はないので、稲荷神社とは思われないかもしれない。石鳥居の後ろには3坪あまりの土台があり中央に黒い瓦の稲荷神社がある。おそらくこの稲荷は高円寺の名家大河原家と関係のあるものだろう。大河原家は貞明皇后が子供の頃過ごした家。貞明皇后は昭和天皇の母、つまり大正天皇の皇后である。それだけで大河原家がどれほどの家か分かる。

P1080843

稲荷の左に大河原家と大きく彫られた台石があり、その上に2基の馬頭観音がある。左の馬頭観音は角柱型で明治5年(1872)7月造立。右は駒型の馬頭観音座像だが、上部が削られている。戦災によるものだろうか。

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裏手に回り込むとかなり摩滅の激しい舟型の地蔵菩薩立像がある。ほぼ字は読めないが、資料によると「念仏供養塔 ・・・女念仏講・・焉」とあり、「・・七壬寅」と左脇にある。造立年の可能性としては享保7年(1722)と慶長7年(1602)だが、慶長はまずありえないので、享保7年で当たりだろうと思う。

場所  杉並区高円寺北1丁目2-6

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