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2021年3月27日 (土)

高円寺天祖神社の石仏(杉並区高円寺南)

高円寺天祖神社は丸の内線東高円寺駅の北200mにある村の鎮守。寛治元年(1087)に郷土民山下久七が伊勢神宮へ参拝し分霊を受けて社殿を建てたのが始まりという。一民といっても村の長のような有力者だったのだろう、苗字もあるし神社を建てることもできた訳であるから。村人の合意を得て産土神とされたのは永長元年(1096)というからその9年間に何があったのかが興味深い。

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江戸時代になってからの地名が高円寺村だが、創建当時は小澤村という地であった。のちに高円寺村となり村社になったのは昭和2年(1927)と歴史の割には最近のことである。境内左奥には古い手水鉢と供養塔がある。

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左の供養塔だが、中央部に「奉納大乗妙典六十六部供養之塔」とあり、高円寺村七左エ門の銘がある。その横には「日本廻国及四国西国秩父坂東巡礼  武州多麻郡野方」など多くの文字が彫ってある。造立年は享保13年(1728)12月である。もともと環七通りの辺りにあったというから、高円寺陸橋下の庚申塔の近くだったのだろうか。環七の道路建設のため天祖神社に移された。右にあるのが古い手水鉢で寛文4年(1664)3月の年紀がある。「武州中野 奉寄進水盤石 …中略…中村橋…」とあるが、私には読めない漢字も多く、中村橋が地名なのかどうかは分からない。

場所  杉並区高円寺南1丁目16-19

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