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2021年4月18日 (日)

ヤマハルオ馬頭観世音(世田谷区等々力)

環八通りと大井町線等々力駅の間の住宅地の路地角に忽然と現れる堂宇。その中には、中央に御影石の角柱で「ヤマハルオ馬頭観世音」と彫られ、両脇に地蔵菩薩が立つ。右は背の高い丸彫の地蔵菩薩である。一方の左は舟型光背型の地蔵菩薩。どちらも造立年等は一切不詳である。

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中央のヤマハルオ馬頭観世音は側面を見ると「昭和三十六年八月」とある。ヤマハルオという競走馬の記録を探すと、1965年(昭和40年)5月1日生まれ、生涯成績15戦2勝、獲得賞金925,000円とある。おそらく近所の馬好きな人が財産を投じて育てた馬なのだろう。しかし、馬頭観音の造立年はヤマハルオの生年月日よりも昔である。ここで別の想像が膨らむ。飼っていたヤマハルオという馬が死んでしまった。その死を忘れられずヤマハルオという競走馬を買い育てたというストーリーもありそうな気がした。

場所  世田谷区等々力2丁目12-19

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