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2021年5月 1日 (土)

稲垣家の庚申塔(板橋区赤塚)

藪の坂を上ってそのまま道なりに進むと、東京大仏の乗蓮寺から下ってきた道が出合う。その手前にあった庚申塔がしばらく消えていたが、稲垣燃料店のお宅の再建後きれいな区画で戻ってきた。庚申塔もクリーニングされたようにきれいになっている。

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駒型の庚申塔は、日月、青面金剛像、邪鬼、三猿が描かれ、造立年は安永8年(1779)4月。武州豊嶋郡上赤塚村の銘がある。庚申塔の両脇には多くの願主名が刻まれており、真壁家、高橋家、豊島家、沖田家、小日向家、並木家、小柳家などの名前があるが、稲垣燃料店の稲垣家は一名のみが名を刻んでいるに過ぎない。

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それでも二百年余りこの庚申塔を守って来られた稲垣家には頭が下がる。ご先祖がどういう役目の人だったかは分からない。赤坂5丁目(昔の石成)の石仏で多いのは、星野、並木、間壁(真壁)、春日の姓。すぐ北にある赤塚城址に城を築いたのは千葉氏。千葉氏は小田原北条氏の家臣だったが秀吉によって小田原城が落城してからは千葉氏も所領没収され赤塚城は廃城となった。その家臣が近辺に帰農して土着したと考えられるかもしれない。

場所  板橋区赤塚5丁目26-3

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