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2021年5月13日 (木)

宮前坂の民家の庚申塔(板橋区四葉)

宮前坂には消えた三基の庚申塔があった。坂の途中の庚申塔の周りで新築戸建ての擁壁工事が始まった頃に一度訪問したのだが、何となく不安でその後に訪れると消え去っていた。今もその庚申塔がどこに行ったのかを探しているが、訪問は近場でも年に1回くらいしかできない。

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その庚申塔があった場所の少し坂下にの角の民家にあった一基の庚申塔は建て替えの後もきちんと塀に場所を築き祀られておりホッとした。路傍の石仏は時折こういうことがあるので、何年かに一度は再訪したくなる。

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駒型の庚申塔は上部に日月、その下に文字、下部に三猿が陽刻されたもの。中央の文字は「奉供養庚申爲二世安楽也」、右列は「武州豊嶋郡四ツ葉村(四葉村の誤字)」とある。左には元禄2年(1689)11月の年紀。最下部には願主名が7名ほど刻まれている。四葉村の石仏には、四ツ葉村、四ツ場村、四葉村といろんな表示があるが、これは江戸時代の人々がそれほど漢字をきちんと理解していなかったからだろう。音声で聞けばすべて同じ音であるから、当時の人々にとっては漢字が違っても大した問題ではなかったのかもしれない。

場所  板橋区四葉1丁目26-4

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