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2021年5月14日 (金)

石川橋公園の庚申塔(板橋区徳丸)

高島平駅近くで新河岸川に合流していた前谷津川は昭和59年(1984)にすべて暗渠化され、多くは緑道、遊歩道、公園になっている。そのうちのひとつが石川橋公園である。かつての石川橋の橋下で下赤塚小学校から篠ケ谷戸公園を経て流れてきた北からの沢(前谷津川)と、下赤塚駅付近から流れてきた南からの沢(梶谷津川)が合流していた。

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現在、庚申塔は公園内にあるが、その前は道路を挟んだ北側にあったらしい。しかしもとは石川橋あたりにあったのではないかと考える。これより南は小字中尾原(なこうのはら)だが同じ村内ではあるが、徳丸村は広いので集落としてはこの辺りが境だったはずである。

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庚申塔は角柱型で、頂頭部が水による浸食を受けて凹凸している。正面には「庚申塔」の文字が大きく書かれ、台石の正面にも「講中」と大きく彫られている。右面には「北 赤塚 吹上 道」、左面には「左 ねりま いたばし 道」とあり、道標を兼ねている。疑問なのは、石川橋だとすると赤塚と吹上(観音)の反対は練馬、板橋ではないことだ。昔の道は曲がりくねっているので、単純には言い切れないが板橋は石川橋から東の方向で、上板橋を経て練馬に抜けるのがルートだったのだろう。とすると北という表現が単純に北ということではなく、橋を渡るとというくらいの意味合いだったかもしれない。地図を片手に現地で悩んでしまった。

場所  板橋区徳丸5丁目19-1

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