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2021年6月10日 (木)

公孫樹の下の馬頭観音(練馬区大泉町)

ここもまた長久保道の途中の辻。交差する道も江戸時代からの古い道で、白子村から大泉村を経て橋戸村を通り保谷村への道である。この交差点の西側角だけが東京都で、北東南の区画は埼玉県和光市になる。都県境は時代によって若干異なるが都県境の土地であることは変わりない。この角の大銀杏は昔からあるらしく道標になっていたようだ。

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その公孫樹(いちょう)の樹の下にシンプルな馬頭観音が立っている。青面人は「馬頭観世音」と書かれ、裏には昭和54年(1979)4月の年紀と願主名加藤政明とある。畑の北側にある農家の旧家の方だろう。

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ここは昔は橋戸村に属していた北原という土地。橋戸村には帰化人とされる荘氏が名主として古くから広い土地を所有していた。ずっと東にある白子川に架かる別荘橋は別の荘さんという意味で着いた名前だというから、荘一族が広がっていたのだろう。この辺りは別荘坂別荘橋地蔵尊の所に書いた。この荘一族の本家ともいえるお宅が大泉インター脇にある荘酒店である。明治の初めには橋戸村には店がなく、そのうち荘氏の店が大泉氷川神社の東側の坂道に出来たが明治27年(1894)頃に廃業、それまで白子川の水を引き水車を営業していた別の荘氏が水車をやめて店を開いたのがこの荘酒店である。

場所  練馬区大泉町3丁目40-18

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