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2021年6月21日 (月)

荏原病院前の庚申塔(大田区東雪谷)

北向庚申からさらに池上方面へ250m、東京都医療保険公社の荏原病院の前、バス停の向かい側に堂宇がある。堂宇の中には2基の庚申塔が祀られている。この辺りは雪ヶ谷村時代並木という小字だったが、居村とも呼ばれた。ここの庚申塔は戦災で二基とも大きく破損している。さらに堂宇も北向庚申のように立派なものではなくバラックみたいだ。

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堂宇の直前に立ってみてハッとするのはこの庚申塔のどちらも首のところで上部が欠損していること。地蔵菩薩ではないので身代りということはないだろうが、誰かの命と交換に傷ついたと考える人もいただろう。向かって左の庚申塔は造立年不詳。主尊は青面金剛像で、二鶏と三猿は確認できる。

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右の庚申塔は本来左のよりも若干大きいものだっただろう。こちらは多少文字が多めに残る。造立年は享保5年(1720)正月(1月)とありおそらく駒型である。雪ヶ谷村の銘があり、願主名としては国府方姓が8人中4人と多い。図柄は上部は不明だが、青面金剛像に邪鬼、三猿が見える。三猿はかなり薄い。

場所  大田区東雪谷3丁目8-4

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