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2021年6月26日 (土)

大尽坂下庚申塔(大田区仲池上)

武蔵野台地の突端である荏原台は、国道1号線と都営地下鉄浅草線の車両基地の辺りが低くなっているので、ここで切れており池上本門寺の台地はまた別の台地かと思っていたが、実は首の皮一枚のような地形で連続している。車両基地あたりはもともと内川の支流の浅い谷で、呑川と内川の間の蟻のと渡りのようなこの地形を面白いとあたらめて感じた。その北側の台地から下ってくるのが大尽坂で、これがなかなかの急坂である。

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大尽坂下の堂宇はなかなか立派なもので、施錠されているため格子の隙間からの拝佛となってしまった。祀られているのは、享保3年(1718)12月造立の角柱型の庚申塔。題目が刻まれており、「南無妙法蓮華経 庚申」とある。池上村下講中による建立らしい。

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資料によると側面には、右「池上 めくろ 江道」、左「せんそく ほりのうち江道」とあるようだ。この道標を考えると、もともとはこの場所ではなく大尽坂上の辻にあったのではないかと思われる。大尽坂上の尾根道は平間道の猿坂上で南に分岐して、大尽坂上を通り、池上本門寺に至る道である。この路傍にあったとするならばこの道標が意味を成す。

場所  大田区仲池上2丁目4-1

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