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2021年7月13日 (火)

南蔵院通りの庚申塔(練馬区中村南)

練馬区立中村中学校の南東にガーデンスクエアという人気のスポットがある。形態としては森の中のカフェといったところだろうか。ちょっとオシャレすぎて小生には似合わない。そのガーデンスクエアの北側の角に屋根付きの駒型庚申塔が立っている。

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南蔵院通りは新青梅街道と目白通りを結ぶ南北の生活道路だが、この辺りは樹木も多く木漏れ日が気持ちいい。もともとこの土地は地場の豪農である神田家の敷地だったところ。現在は森のカフェや高級マンションになっており、ハイソサエティな雰囲気があふれている。実はこの交差点は中野区と練馬区の区境で、南東の区画が中野区鷺宮、それ以外は練馬区中村南である。昔は中新井村という村で、大正時代まではこの土地の北側と東に流れる江古田川(中新井川)の流域には水田も広がっていた。中新井川は江古田で妙正寺川に注ぐ小さな川で、千川上水からの分水で農業用水になっていた川である。

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庚申塔は、青面金剛、邪鬼が描かれ、台石に三猿が彫られている。正面下部には「南 中の道」とあるが、これは中野への道ということだろうか。造立年は安永6年(1777)7月。右面には「北 なんぞういん江二丁  東 ぞうしかやミち」とある。左面は「西 せき志やくじミち  せハやき」とある。左面は何を指すのかよく分からないが、西には石神井があるのでその意味だろうか。願主名は7名、神田姓が4人、星川姓が3人である。

場所  練馬区中村南1丁目26-22

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