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2021年7月26日 (月)

放光王地蔵尊(練馬区羽沢)

地下鉄有楽町線(西武有楽町線)新桜台駅は環状七号線の地下にある。この駅から北東へ150m程の変則交差点にあるのが放光王地蔵尊。環七は高度経済成長期に通された幹線道路だから古い道をぶった切るように走っている。環七が出来る以前にもともと南からの道と新桜台駅付近からの道が合流する交差点にあたるこの地に放光王地蔵尊が祀られている。

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放光王というのは地蔵の一形態で雨を降らして五穀豊穣をもたらすと言われる。この地蔵尊の造立年は不詳だが、羽沢三佛のうちのひとつで「北向地蔵様」とも呼ばれ、昔は練馬と板橋を境にあたる街道の辻で、目印にもなり地域に人々に信仰されてきたという。元の地蔵は平安後期から鎌倉時代にかけて造られたものだったようだが、現在の地蔵は昭和4年(1929)9月に地元有志43名によって再建されたものらしい。

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この辻の西にはかつて石神井川に注ぐ羽沢支流の谷があり、千川上水から分流されて下練馬分水として北流していた。関東大震災以前は民家もまばらな武蔵野原だったようだが、震災後は宅地開発が進み住宅が増加した。しかしこの辻に絡む道は昔のままである。

場所  練馬区羽沢2丁目1-31

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