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2021年7月25日 (日)

九頭竜弁財天(練馬区中村橋)

中村橋駅の西、千川通り沿いにあるのが九頭竜弁財天。中村橋駅から斜めに走るこの道は古い道ではないが、この道筋は中村北と貫井の町境でこの町境は江戸時代に遡ると上練馬村と上鷺宮村の村境でもあった。

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全体としては東向きに並んでおり、その右端にあるのが角柱型の地蔵菩薩像。昭和31年(1956)12月の建之で、背面には火災により命を落とした母子の名が刻まれている。母の年齢は28歳、男の子は生後3ヶ月という。読んでいて悲しくなってくる。隣りの御影石の石柱は馬頭観世音菩薩。裏面に平成元年(1989)12月九頭竜弁財天奉賛会一同とある。なぜに平成の時代に馬頭観音なのかはいささか疑問。

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屋根の下にあるのが、右から子庚申塔、弘法大師碑、祠、そして左端が渡邊龍神とある。子庚申塔も弘法大師碑も御影石製で新しいもの。昭和49年(1974)11月で南蔵院の銘がある。左端の渡邊龍神は昭和30年(1955)12月の造立で、豊島権守守守護神勧請とある。なんだか統一感を欠いている印象が強いが、戦後昭和期にこの場所を流れていた千川上水と深い関係があるのだろう。

場所  練馬区中村北4丁目12-4

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コメント

吉瀬さん、
どうも都内の様々な講ではいろんなものが混じり合っているようです。雨乞いというのはおそらく本来の九頭竜弁天の御利益かと。京都の九頭竜弁財天も厄除なんでもありの様子ですし、まあその方が日本が平和になれるのではないかと思っとります(^.^)。

投稿: ぼのぼのぶろぐ管理人 | 2021年7月25日 (日) 21時07分

九頭龍様というのは雨乞い神かなと思っていましたが、こちらでは弁天様と融合しているのですか。庶民の信仰とはじつに融通無碍なものですね。

投稿: 吉瀬 総 | 2021年7月25日 (日) 19時51分

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