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2021年8月18日 (水)

天王寺門前の地蔵堂(台東区谷中)

谷中は海食崖の台地の上に広がる墓地が有名。日暮里駅は縄文時代の海岸線で、そこから天王寺に上る坂道は紅葉坂という。紅葉坂を上り詰めると左手にモダンな山門がある。護国山尊重院天王寺が正式名。開創は鎌倉時代で当時は日蓮宗。鎌倉時代後期に日蓮上人に帰依した土豪の関長耀(ちょうよう)が建てた草庵が起こり。元は長耀山感応寺といったが、元禄11年(1698)に幕府の命により天台宗に改宗された。もともとは谷中墓地も天王寺の境内だったが、明治になって東京府に移管された。

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天王寺の境内には沢山の石仏があるがそれは別述する。このモダンな山門の手前、谷中墓地の側には堂宇があって、そこには地蔵菩薩と庚申塔が祀られている。地蔵菩薩は丸彫だが、顔は後年再建されたものに見える。ちょっと体に対して頭が大きすぎてバランスが悪い。この地蔵の造立年等は分からない。見える範囲で文字は読み取れなかった。

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左側にある駒型の庚申塔もかなり摩滅が激しく文字の判読が不可能であった。資料によると推定江戸時代とある。日月、青面金剛像、三猿の図柄で、高さは70㎝程。覗き込むと正面金剛の膝横に二鶏らしき痕跡がかすかに残っている。堂宇は立派な造りで、千羽鶴が圧巻であった。

場所  台東区谷中7丁目14-8

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