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2021年8月16日 (月)

啓運寺の庚申塔(荒川区西日暮里)

諏訪台通りを谷中方面へ進むと、養福寺の隣の寺院は法華宗の啓運寺。元和元年(1644)下谷一丁目に創建、元禄11年(1698)には下谷二丁目に移転し、その後維新の折の上野戦争で焼失したが、明治18年(1885)になり現在地に移っている。江戸時代、啓運寺の敷地は養福寺と経王寺それぞれの寺域であった。

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啓運寺の山門から望む境内の向こうには日暮里のタワーマンションがそびえて居る。都心に近い寺院の風景でもある。山門を入って左には毘沙門天が祀られている。木造の黒い毘沙門天が祀られていて、説明板によると寛政9年(1797)8月の建立のようだ。

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無縁仏塔の脇にあるのが荒川区の有形文化財に指定されている庚申塔。かなり摩滅している。造立年は延宝8年(1680)11月。日月と三猿が確認できるが本尊部分はどうだったのだろうか。剥離が酷くてわからない。資料によると、妙法の文字の下に「三守庚申三尸伏 七守庚申三尸滅」と書かれているらしい。妙法とあるのはこの寺が日蓮宗系であることから元々寺にあったものと推測される。

場所  荒川区西日暮里3丁目2-14

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