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2021年9月 1日 (水)

香取神社と庚申塔(江戸川区東葛西)

長島香取神社はもとは茂呂神社と呼ばれていた。合わせて茂呂香取神社と呼ばれることもある。戦国時代あたりに自性院を開いた良範法印が創建したものと伝えられる。長嶋村の開村がその時代でそれが500年も経った今も続いているのは素晴らしいことだと思う。茂呂神社は長嶋村の鎮守で、下総の香取神社の勧請を元に香取神社とも呼ばれる。

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香取神社の鳥居の向かって右脇に大きな駒型の庚申塔がある。土地の形から推測して隣の吉野邸の一部である可能性もありそうだ。とても大きな庚申塔で、日月、青面金剛像、邪鬼、三猿、二鶏が陽刻されている。主尊の左手にはショケラもある。台石正面には大きく「西講中」とあり、側面には天明6年(1786)春3月の年紀が刻まれている。

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神社に入り境内の奥、本殿の脇を入ると大きな富士塚がある。長島の富士塚と呼ばれる富士塚で、江戸川区内には意外に多くの富士塚が残っており、その中でも比較的大きなものである。当初明治41年(1908)に築山されたが、後の大正6年(1931)に再築されている。この富士塚は、旧長嶋村、桑川村の富士講の人々が築いてきたもので、高さは4mほど。碑には沢山の講中員名が刻まれており、明治時代にはすでにかなりの人口があったことを伺い知れる。

場所  江戸川区東葛西2丁目34-20

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