« 称専寺の庚申石仏(江戸川区東葛西) | トップページ | 正円寺の庚申塔(江戸川区東葛西) »

2021年9月 5日 (日)

下今井香取神社の石仏(江戸川区東葛西)

称専寺の隣にあるのが下今井香取神社。江戸川区のこの辺りには香取神社が多い。香取神社は千葉県佐原市の香取に本宮のある神社だが、長島村の歴史を調べてみると、かつて長嶋氏という豪族が館城を築いており、長島湊という港があって国府の港として栄えていたという。1300年代後半には長島には香取神宮の河関があったとされ古くから交通の要衝だったようだ。それで香取神社が多いのではないかと思われる。

Cimg3039

この神社の前の長島川は南の長嶋村と北の桑川村の村境であったので、下今井香取神社は別名「境の宮」とも呼ばれる。本殿の左脇には供養塔が一基立っている。

Cimg3041

「信州善光寺三十三度供養塔」とあるので、その回数善光寺詣りをして記念に建てたものだろう。左には安永2年(1773)11月の年紀が刻まれ、右には「願主 下今井境の宮 休念」とある。香取神社なのに善光寺詣りとはさていかに。

Cimg3044

本殿の右手には水神社がある。鉄の囲いで囲まれているのは水神社の小さな祠と角柱型の庚申塔。この庚申塔は下部に各面一猿、計三猿が陽刻されたもので、正面には「香取大明神」とある。造立年は宝永4年(1707)2月と刻まれている。この神社の創建は説明板によると江戸時代中期とされるが、この庚申塔はその当時のものであろう。

場所  江戸川区東葛西1丁目45-8

|

« 称専寺の庚申石仏(江戸川区東葛西) | トップページ | 正円寺の庚申塔(江戸川区東葛西) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 称専寺の庚申石仏(江戸川区東葛西) | トップページ | 正円寺の庚申塔(江戸川区東葛西) »