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2021年9月 3日 (金)

桑川神社と庚申塔(江戸川区東葛西)

桑川神社はかつての桑川村の鎮守。創建年代は不詳だが、昔は第六天社と呼ばれていた。南の長嶋村の東禅寺が別当寺だった。第六天はあちこちにわずかに残るが小さな社が多く、近年消えていく第六天社も少なくない。第六天社は関東地方に多く、神仏習合の時代に第六天魔王を祀る神社として創建された。ちょっと謎の残る神社である。神社の入口近くに庚申塔を祀った堂宇がある。

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駒型の大きな庚申塔で、日月、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿が深い彫りで陽刻されている。主尊の左手には大きめのショケラが下がる。基壇の正面には「村講中」と大きく書かれ、脇には寛政5年(1793)2月の年紀がある。庚申塔の南側が桑川村と長嶋村の村境だが、元はどういう向きで立っていたのだろうか。

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桑川神社の奥、社殿脇にも大きな富士塚がある。この富士塚は新しいもので、昭和9年(1929)に山玉参拝講によって築山されている。高さは2mほど。東葛西には富士塚が多いように思う。これは江戸時代から明治時代にかけて、この辺りが比較的裕福な農村地帯だったからだろう。米作は農村を潤したに違いない。

場所  江戸川区東葛西1丁目23-19

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