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2021年9月26日 (日)

上今井香取神社の庚申塔(江戸川区江戸川)

江戸川区江戸川3丁目付近は江戸時代から明治時代にかけて上今井村という村域だった。香取神社は旧上今井村の総鎮守で、永禄7年(1564)の創建。香取神社の総本山は千葉県香取市の香取神宮で全国に約400社ある。江戸時代以前東京は湿地帯で千葉の方が開けていたので下総や常陸からのルート上にある江戸川区辺りの村々は香取神社を勧請したのだろう。

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香取神社の本殿の裏手には今井の富士塚がある。高さが2mほど、昭和5年(1930)の築山で、昭和49年(1974)に再建されているが、区の史料によると昭和以前は本沢藤右衛門宅の庭に富士塚があり、それを神社裏に移築した可能性が高いという。元の本沢家の富士塚がいつからあるのかは分からない。

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富士塚のさらに裏手には大型の駒型庚申塔が祀られている。造立年は寛延4年(1751)1月。日月、青面金剛像、二鶏、邪鬼、三猿が立体的に描かれ、主尊は左手に合掌したショケラを下げている。右側面には「青面金剛像」と書かれている。

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上今井南の庚申講についてはまだ存続しているのかもしれない。江戸時代から上今井村に組織されていた庚申講のひとつで、昭和後期でも数軒の講員が庚申の夜に当番の家(頭屋)に集まり、題目を唱え食事をして歓談したという。昭和時代は概ね19時ころに始まり、21時ころには解散していたが、昔は徹夜でやったらしい。

場所  江戸川区江戸川3丁目44-8

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