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2021年10月 2日 (土)

地蔵堂前の庚申塔(江戸川区東瑞江)

観音庚申塔を祀る地蔵堂の門前に3基の庚申塔が並んでいる。それぞれ駒型で、右の1基が大きく、左の2基はやや小さいがそれでも駒型庚申塔の中では大型である。右の庚申塔は、日月、青面金剛像、邪鬼が見事に彫り込まれており、台石に三猿が刻まれている。尊像は左手にショケラをぶら下げている。

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庚申塔の造立年は文化元年(1804)7月。右側面の年紀の下に「石工 明石幸助」とある。庚申塔の左にある手水鉢には「地蔵尊水鉢」と書かれ、建立は享保9年(1724)7月。施主及川と刻まれている。地蔵堂の隣には交番があり、いたずらをすることは到底できないからかどうかは知らないが、どの庚申塔も保存状態が極めて良い。

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2基の庚申塔の左にはおまわりさんの自転車がある。右のちょっと大きめの庚申塔は、日月、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿が陽刻され、左手にはショケラを下げている。尊像右側には「奉納青面金剛童子庚申講中」とあるが童子はない。造立は延享5年(1748)2月である。左側の庚申塔は、日月、青面金剛像、二童子、二邪鬼、そして台石に三猿という珍しい図柄。これも左手にショケラがある。造立年は天保10年(1839)正月とある。3基とも石工の腕は相当なものだと感じられた。

場所  江戸川区東瑞江2丁目17-12

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