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2021年10月26日 (火)

上篠崎柳島の庚申塔河原道石造道標(江戸川区上篠崎)

上篠崎柳島の庚申塔河原道石造道標 江戸川区の東部に鹿骨(ししぼね)街道という道がある。現在はかなりまっすぐに変わったが、古道としての鹿骨街道は江戸川河畔からくねくねと曲がりながら千葉街道に達していた。名前の由来は、奈良の春日大社の創建との関係がある。栄華を極めた藤原氏は香取神社と鹿嶋神社の神を春日大社に勧請した際に、神の使いである鹿を1年かけて多数奈良に運んだときの通り道だったと言い伝えられている。

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鹿骨街道脇にはかつて用水路が通っていた、その用水路と鹿骨街道がこの場所で急に北に曲がっていたのだが、用水路は暗渠として残ったのである。この前のバス停が新皆面橋(しんかいめんばし)という名前。庚申塔は「上篠崎柳島の庚申塔河原道石造道標」という長い名前で江戸川区の文化財に指定されている。

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駒型で日月、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄。正面下部には「右 かわら道 講中」とあり、左面には文化13年(1815)6月の年紀がある。右には「左 江戸道」とある。方向からすると昔とは逆向きに置いてあることになる。手前の地面に埋められているコンクリート版には「帝釈天構子 御用観音前」と書かれているが何を意味するかは不明。この辺りは1960年代までは民家もほどんどない田んぼの中だったが今では住宅密集地になっている。

場所  江戸川区上篠崎3丁目13-17

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