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2021年10月25日 (月)

弥陀堂跡の石仏(江戸川区上篠崎)

篠崎街道にある上本郷の庚申塔の路地を入り最初の角を右折すると墓所がある。阿弥陀堂(弥陀堂)と呼ばれている墓地で、無量寺の境外堂跡である。説明板があり「区内の民謡の中に『弥陀堂の和尚』という歌があり、これによると江戸時代に篠崎村の阿弥陀堂に一人の和尚がいて、木魚を横に抱えて謡い踊りながら、人々を教導した」とある。

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鉄扉を入るとその先のコンクリート製の屋根の下に石仏石塔が祀られていた。一番左には自然石でこの阿弥陀堂の改修の由緒のようなことが書かれているが昭和46年(1971)に改修がなされたらしい。ただ明治時代の地図を見ても寺の印はないので、無住になったのはそれ以前の可能性が高い。

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その横にある大型の舟型光背型の地蔵尊は上部が折れたのを補修してある。この地蔵は庚申講中によるもので、寛文5年(1665)8月の造立。高さは163㎝ほどある。沢山の文字が刻まれているが、「青面庚申之結衆▢善根」「庚申講結衆」というような文字が読める。時代が古いだけに素晴らしい彫りである。その右の舟型光背型の聖観音像も古く延宝7年(1679)5月の造立。「為日還法師菩提」とあるので僧侶の供養に造られたものだろうか。

場所  江戸川区上篠崎2丁目21

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