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2021年10月 5日 (火)

三叉の馬頭観音(板橋区上板橋/練馬区北町)

板橋区と練馬区の区境は都立城北中央公園の北の角から北西に延びており、前述の旧川越街道の上板橋の庚申塔の辻を経て、この馬頭観音を通り東武東上線に至る筋になる。この区境は現代のものだが、江戸時代の上板橋村と下練馬村の村境もこの筋で、この境の道筋は江戸時代から変わっていない。そんな村境が東武東上線に至る手前にこの三叉がある。とはいえここは実際には江戸時代から四辻で、なぜ三叉と呼ばれるのかは不思議である。

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道路の交差点の真ん中に1坪ほどの堂宇があり、よく車が突っ込まないものだと感心する。しかし石で囲まれたここに突っ込んだら車は大破してしまうだろう。上の写真の堂宇より右が板橋区で左が練馬区になる。堂宇の中には2基の馬頭観音が祀られている。

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堂宇内の馬頭観音はどちらもかなり摩滅していて左側に至ってはほどんど原形が分からない。資料によると、左の角柱型馬頭観音には「右 いたばし道」「左 戸田道」と側面に書かれているようだ。右の馬頭観音の方は左に比べればかなり像形が残る。造立年は文化12年(1815)で、これは堂宇の表にも記されている。正面には「武蔵国」、右面には「右 王子道 願主 内田氏」、左面には「左 戸田渡みち」と書かれている。

場所  板橋区上板橋2丁目55-4 / 練馬区北町1丁目45-10

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コメント

こふみさん

コメントありがとうございます。なるほど自分が来た道を含めないという解釈は腑に落ちました。道路の真ん中に石仏があるのは今ではかなり少なくなりました。とても貴重な馬頭観世音です。

投稿: ぼのぼのぶろぐ管理人 | 2022年5月 2日 (月) 23時26分

この馬は一体何なのだろうと思って調べていたら、この記事にたどり着きました。
自分の家族も「三叉」と呼んでいましたし、自分が通ってきた道を抜きに考えていたのでは?と思います。
歴史の一つを知れて勉強になりました。ありがとうございます。

投稿: こふみ | 2022年5月 1日 (日) 22時14分

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