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2021年11月15日 (月)

子守富久江地蔵(練馬区田柄)

豊島園通りから斜めに分岐した路地の辻に堂宇があり、中には丸彫の地蔵菩薩立像が一体祀られている。石仏の状態から推測するにそれほど古いものではなさそうである。東西の路地はこの辺りだけが不思議にくねっており、庭の広めなコーポ吉田というアパートの一画に堂宇はある。

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堂宇の中を覗くと、木板に手書きで「子守富久江地蔵」と書かれていた。地蔵の台石には大きく「吉田」と書かれている。コーポ吉田の大家さんなのだろうか。地蔵が大家さんってなかなか素敵だと思うが、むろん地蔵が家賃を取っているわけではない。命日7月14日とあるが、おそらくは吉田家のどなたかが亡くなりその供養のために建てられたものだろうと思われる。

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もともとこのくねった路地は豊島園通りが田柄西通りだったよりもはるか以前、川越街道から分岐して谷原村、田中村、上石神井村へとつながる幹線ともいえる道だった。昔はこの道を田柄道と呼び、地蔵のひとつ東の辻で交差する南北の道を埼玉道と呼んだ。現在もその南北の細い道は一方通行ながら都道442号線北町豊玉線である。今は静かな路地だが昔は人通りの多い幹線道路だったことがわかる。

場所  練馬区田柄2丁目25-13

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