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2021年11月30日 (火)

本寿院の僧形馬頭観音(練馬区早宮)

本寿院は日蓮宗の寺院。江戸時代の初期に中山道の板橋宿で開山の日宜上人が一宇を建てたのが起こりで、長く板橋にあったが、昭和12年(1937)に中山道の工事に当たり現在の場所に移転した。山門脇の題目塔は明治14年(1881)に造立されたものだが、大正13年(1924)に維持修理が行われている。ここに移転してきた時の題目塔である。

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日蓮宗の寺院には石仏が少ないが、ここには珍しい石仏がある。馬が法衣をまとって数珠を持つ僧形の馬頭観世音菩薩がそれである。とても珍しいもので、文政6年(1823)に三河屋安次郎という人物が、可愛がっていた子馬の供養に建立したものと言われている。

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右面には「駄善孩子 文政六年 六月廿日」、左面には「施主 三河屋安次郎」と彫られている。全体的な像形は舟型光背型で、このような馬頭観音は私にとって初めて見たものであった。

場所 練馬区早宮2丁目26-11

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