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2021年12月 5日 (日)

白泉寺の庚申塔(豊島区巣鴨)

巣鴨の北西、中山道でもあった白山通りの東に分岐する朝日通りという道がある。とはいえ本来の中山道は巣鴨地蔵通りであり、現在の白山通りはそのバイパス。関東大震災の後に区画整理され市電が走るようになり開通した道である。朝日通りは明治末期に近辺に白泉寺や本妙寺が移転してきてから通された道。

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白泉寺は慶長16年(1611)に静岡県遠州田中に創建。江戸時代に浅草に移転し、明治44年(1911)にこの地に移転してきた曹洞宗の寺院である。遠州田中は現在の静岡県藤枝市。円形廓(くるわ)であった田中城が有名である。築城は武田信玄。それを落とした徳川家康が拠点としていた。江戸に越してからは浅草北清島町(浅草新寺町ともいい現在の稲荷町駅付近)にあり、明治末に巣鴨に移った。

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境内の稲荷神社の前に小柄な庚申塔が祀られている。猿の彫り方が古い時代を感じさせる。像形は舟型と言っていいだろうか、上部には日月があり、その下に「奉祈庚申供養延命所」と書かれている。造立年も大きく書かれ、万治元年(1658)4月とある。高さは43㎝と小さい。

場所  豊島区巣鴨5丁目32-5

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