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2022年1月27日 (木)

本応寺の石仏(足立区谷在家)

谷在家にある日蓮宗の本応寺は正応元年(1288)に創建。浅香藤九郎が開基と伝わるが、この武将は浅賀姓としても伝わり、もとは上州の武将で、戦いに敗れて現在の足立区谷在家に落ち延びたという。本応寺の北西に赤城神社があるがこれもまた浅香(浅賀)藤九郎による創建で、その旨は神社の黒御影石の石碑に記されていた。

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本応寺の山門は真新しくきれいで美しいものだった。この山門の手前に3基の石仏が並んでいる。一番右にあるのは舟型光背型の阿弥陀如来像。尊像脇に「念佛講中」の文字が読めるが、紀年等は摩滅が激しくてわからなかった。

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中央にある駒型の庚申塔は、日月、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿が陽刻されたもので、元禄14年(1701)9月の造立である。尊像脇には「奉造立庚申尊像二世安樂祈所」「光明真言一万遍誦」と彫られている。庚申信仰と光明真言の組み合わせで、当時のマルチな民俗信仰の様子がうかがえる。左にあるのは地蔵か何かの台石で、本体が亡くなってしまったもの。「念仏講中」と書かれているので、おそらくは地蔵菩薩が載っていた可能性が高い。

場所  足立区谷在家2丁目19-7

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