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2022年1月12日 (水)

長原の庚申堂(大田区上池台)

東急池上線長原駅の改札口から20mほど左に歩くと、江戸時代以前からの古道に出る。西に進むと洗足坂上で中原街道にあたる。東に進むと大井を経て東海道に繋がっていた古道である。通称を中通りと呼んでいた。洗足坂上から長原駅をへて第二京浜までは江戸時代のままの直線路である。現在は環七通りで分断されているが、この古道(中通り)の北側が小山村、南側が上池上村であった。

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長原駅から100mほど東の丁字路の角に大興電設という会社のビルがあり、丁字路を入ったビルの裏側に庚申堂がある。この前の道も江戸時代からある道。この道を南に下って池上本門寺に向かうルートだった。その関係が庚申塔にも表れている。

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堂内の庚申塔は駒型で上部に日月、下部に三猿が陽刻されている。造立年は享保17年(1732)2月。中央には「南無妙法蓮華経 日摂」とあり、脇に「両山四十三世  池上邑」とある。三猿の上にあるのはデフォルメされた邪鬼だろうか。よくわからない。日摂は本門寺第46代住職で昭和56年(1981)に亡くなっている。両山というのはわからない。もちろん南無妙法蓮華経は日蓮宗の題目でありここに池上本門寺の影響が濃いことが分かる。

場所  大田区上池台1丁目43-6

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