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2022年1月20日 (木)

吉祥院星谷地蔵堂(足立区扇)

吉祥院本堂の北西200mほどの路地裏にある星谷地蔵堂。訪問時には猫たちが地蔵堂の階段でのんびり昼寝をしていた。そんなのどかな景色が似合う場所である。石柱によると、平成3年(1991)9月に建て直されたらしく、庚申講講中 榊千之助という銘もあった。

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手前には新しい六地蔵が並んでいる。これも同じ時期に整備されたようだ。フェンス沿いに墓石が並んでいるが、地蔵堂に一番近いところにある屋根付簡易堂宇の下には2基の庚申塔が祀られていた。右の庚申塔は摩滅がひどく進んでいて文字も読めなければ彫りこまれているものの分からないが、この庚申塔は扇1丁目27-23の石井家門前にあったのを2009年頃移したもの。造立年は不明だが、日月、青面金剛、邪鬼、三猿が描かれていたようだ。

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左は駒型の庚申塔。ただし主尊は如意輪観音像という珍しいもの。足立区の資料には載っていなかった。上部には日月が陰刻され、主尊の下には三猿が陽刻されている。造立年は貞享元年(1684)9月。右には「以庚申講中功立之」とあり、左には「敬白帰命順礼秘密主  星谷」とあるので、この場所に元からあったものだろう。なぜ庚申塔として区の資料に記録されていないのかは分からない。

場所  足立区扇1丁目31-45

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