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2022年1月30日 (日)

宝蔵寺の石仏(足立区鹿浜)

宝蔵寺は真言宗の寺院で現在は鹿浜3丁目にあるが、創建は鹿浜村南部というからおそらくは環七以南の地域、現在の荒川の鹿浜橋あたりだったのだろう。創建年は弘安年間(1278~1288)だが度重なる水害と荒川水除堤(熊谷堤)の造成によって寛保2年(1742)に現在地に移転した。江戸時代は今の何倍もの寺域を持つ広い寺院だった。

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宝蔵寺には鹿浜村南部にあった頃に造られた正和元年(1312)の阿弥陀三尊種子板碑があるらしい。また庚申板碑もありそちらは天文10年(1541)の造立で鹿浜村ではその時代に既に庚申信仰が始まっていたようだ。

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山門前には三猿のみの江戸時代前期型の庚申塔がある。造立年は元禄4年(1691)9月で日月と三角ポジションの三猿が描かれている。書かれている文字は「奉供養庚申待立願  修練成就所」。三猿の下には願主名が彫りこまれているがほとんど土中にある。

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山門をくぐり、本堂の左手の墓所に向かう途中に六地蔵やその他地蔵が祀られている。上の写真の左の地蔵は六地蔵の左側にある地蔵座像。造立年は宝永5年(1708)7月。右の地蔵は六地蔵堂の右の隙間にあるもので正面には「奉造立地蔵尊」とあるが願主名が左右に刻まれ紀年は確認できなかった。

場所  足立区鹿浜3丁目20-5

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