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2022年2月10日 (木)

白鬚神社の石仏(墨田区東向島)

墨堤通りは文字通り隅田川の堤を走る道路である。白鬚神社は墨堤通りの旧道に接している神社で、この辺りは江戸時代から墨堤が東に凹んでいた場所。地形としてきっちり残っているのが面白い。江戸時代も中期になると8代吉宗の頃に次々とこの堤に桜が植えられて花見の名所になっていった。

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境内の高さは墨堤とほぼ同じだが、下の道から行くと階段を上って境内入る形になる。白鬚神社の由緒は創建が天暦5年(951)と区内でも最古の部類で、慈恵大師が関東に下った際に近江国の白鬚大明神を勧請して祀ったと言われている。主祭神は猿田彦大神である。

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対の狛犬がうろこのような模様で珍しいが、この狛犬は山谷の料亭八百善(八百屋善四郎)と吉原の松葉屋半左衛門という氏子が文化12年(1815)に奉納したとされている。この狛犬は墨田区の登録文化財に指定されている。

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本殿向かって右手にはこじんまりとした富士塚がある。ただ富士塚としてはカウントされていないようで、こういう小さな富士塚は結構あちこちにある。ここの富士塚は山王向島講社という富士講で、明治初期から盛んになり、この富士塚は大正11年(1922)に築山された。小さな富士塚ではあるが江戸の下町の息吹が感じられる。

場所  墨田区東向島3丁目5-2

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