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2022年2月 7日 (月)

首塚地蔵尊(墨田区墨田)

正福寺の門前に首塚地蔵尊がある。管理は当然ながら正福寺が行っている。首塚というとどうしても大手町の将門の首塚を想起してしまうが、ここの首塚ははるかに庶民的である。

Cimg4510

中央には自然石のような光背を持つ地蔵尊があり、その後ろに沢山の石仏が並んでいる。説明碑によると「天保4年(1833)洪水の危険を防ぐための隅田川橋場付近の川浚い工事の際に、川床より多くの頭骨が発掘された。関係者は正福寺の16世住職に相談し、ここに合葬、碑を建てて首塚と呼んだと伝えられる」とある。地蔵はその時に建立されたものらしい。

Cimg4513

それ以来この首塚地蔵尊は首から上の病に御利益があると信じられ信奉されてきた。地蔵尊の後背の上部が欠損しているのは戦災によるものだろうか。都心部の石仏は第二次大戦の戦災で破壊されたり破損したものが極めて多い。明治初期の廃仏毀釈と戦災をくぐりぬけてきた石仏のみが今残っているのである。

場所  墨田区墨田2丁目6-20

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