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2022年2月27日 (日)

久が原三丁目庚申堂(大田区久が原)

大田区久が原は台地上にある住宅街。久が原の地名の由来は、くが(=陸)+はら(原)で、多摩川下流域の氾濫原に対して一段高くなった土地を意味する。第二京浜(国道1号線)、東海道新幹線(横須賀線)、東急池上線に囲まれたエリアで、地質学的には久が原台という多摩川左岸の最下流の台地になる。

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大正時代末から昭和初期に耕地整理が行われ碁盤目状の街並みになった地域の東を中世の東海道でもあった平間道(鵜木街道)が通っており、久が原三丁目の交差点角に堂宇がある。なかなかしっかりした堂宇で、中には駒型の庚申塔が二基祀られている。

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向かって右の庚申塔は、享保20年(1735)11月の造立。日月、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿が描かれており、中嶋吉兵衛他願主名が7人銘刻まれている。左の大きい方は、元禄14年(1701)12月の造立で、日月、青面金剛像、二鶏、三猿の図柄。正面には「奉造立帝釈天王」の文字があり、「久ヶ原村」の銘がある。願主名は篠沢佐右衛門他7名の名前が刻まれている。篠沢姓以外には中嶋姓が3人ある。

場所  大田区久が原3丁目14-20

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