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2022年2月22日 (火)

宮田橋敷石供養塔と高松の庚申塔(練馬区高松)

石神井川の右岸(南側)が貫井で左岸(北側)が高松地区である。高松の地名の由来は高い松があったというシンプルな説があるが疑わしい。高松の一画に宮田橋敷石供養塔と庚申塔が祀られている辻がある。宮田橋と言っても石神井川は100mほど南東を流れている。しかし近年までこの地域では石神井川は二つの流れに分かれており、この交差点はその北側の流れに掛かる旧道の橋の場所にあたる。

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右の小さな角柱が宮田橋敷石供養塔でかなり剥離が進んでいる。文化4年(1807)9月に清戸道を利用する大勢の人々が寄進した敷石の完成記念と交通安全を祈願して建立された。昔この辺りは湿地帯で、農作物の運搬に難渋していた。供養塔には地元だけでなく埼玉県の村名も見られることから多くの清戸道利用者が協力したことがうかがえる。

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大きい方は唐破風笠付角柱型の庚申塔で、造立年は正徳5年(1715)。日月、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿が描かれている大きな庚申塔である。側面には「奉供養庚申二世安樂祈所」「武刕豊嶋郡上練馬高松村 施主廿六人 敬白」と刻まれている。この場所に移転して祀られたのは昭和44年(1969)で、それまでは塚のある庚申塚だったようだ。

場所  練馬区高松2丁目3-15

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