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2022年2月14日 (月)

南光院地蔵(練馬区富士見台)

東高野山道は複数あるが、谷原の庚申塔から馬頭観音を経て東に東高野山道を進むと南光院地蔵がある。立派なクロマツのある一角に地蔵堂の境内があり、堂宇の中には地蔵が2基祀られている。この東側のブロックはなんこう保育園、北側ブロックはなんこう幼稚園だが、南光院という寺院はない。

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いつ頃まであったのかは分からないが、資料によるとここには長命寺末寺の南光院があったらしい。大きな幼稚園と保育園が残っていて南光の名前を冠しているのにも由来がありそうだ。いつの時代かに廃寺になってしまったようだが、明治時代初期の地図にもないのでそれ以前だろう。

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右の舟型地蔵尊は貞享5年(1688)2月の造立。「武刕谷原村 同行27人」の銘がある。左の丸彫地蔵尊の造立年は不詳。基壇には「武刕豊嶋郡谷原村 為二世安樂 願主70人」とあり、脇には「右ハ 田中」「左ハ 石神井」とあるようなので、道標も兼ねていたのだろうか。堂宇の建替えが平成20年(2008)に行われており、奉納者名は大沢家、大野家、田中家である。丸彫地蔵の基壇側面には大沢某の名前が刻まれていた。

場所  練馬区富士見台4丁目5-14

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