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2022年3月17日 (木)

牛嶋神社の石仏(墨田区向島)

国道6号水戸街道言問橋のたもとにあるのが牛嶋神社。貞観2年(860)に慈覚大師が創建したと言われる。隣接している隅田公園を含めた23,000坪が江戸時代は水戸藩の蔵屋敷だった。関東大震災で焼失する以前は墨堤常夜燈の東側にあったらしい。弘福寺の裏手の墨堤側が牛嶋神社である。江戸時代は牛御前社と言ったらしい。

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現在の境内は東の大通り側が入口になっているが、配置に若干の無理を感じた。牛嶋神社の由来は、建長3年(1251)に牛鬼が現れて社中を走り回り、落としていった牛玉(ごおう)を神宝にしたというような伝説が残っている。牛は古代インドでも神とされる動物で、その牛の胆石を包んで牛玉としたのが日本にも伝わってきたようだ。

P1090421

本殿右にある撫で牛は文政8年(1825)に奉納されたもの。それいぜんは牛の形に似た自然石が撫で牛とされていたらしい。撫で牛は湯島天神やその他多くの神社にあるが、この風習は江戸時代から続くもの。自分の身体の悪い部分と同じ部分を撫でると病気が治るという信仰である。

場所  墨田区向島1丁目4-5

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