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2022年3月27日 (日)

谷原の馬頭観音(練馬区谷原)

谷原交差点から僅か100mほどふじ大山道を東に進んだ丁字路の角に馬頭観音が祀られている。民家の敷地の一角を1坪ほどきちんと整備してこの馬頭観音をお祀りしてある。かつてこの辺りは練馬でも箕輪と呼ばれた地域で、現在の笹目通あたりを境に西箕輪、東箕輪という小字だったようだ。この場所から150mほど北には区立の箕輪公園があり、その南には821㎡の自然保護林「みのわ街かどの森」がある気持ちのいい空間。

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馬頭観音の前から西を望むと谷原交差点の歩道橋と信号待ちの車が見える。この辺りには上原姓のお宅が多いが、ここも上原家。馬頭観音があるということは中農から豪農の家柄だったのだろう。シンプルな馬頭観音で正面には「馬頭観世音」と刻まれ、右側面には明治▢とあるが、下部が折れているため年が消えている。凹みをなぞってみるとどうも明治十年(1877)とあるように思えた。

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折れている痕跡は正面の文字でいうと「音」の部分で、ここから折れるのはおそらくは自動車に突っ込まれたのではないかと推測した。辻にある石仏石塔はハード面で未熟な昭和のモータリゼーション期に衝突で傷んだものが結構ある。左面には「施主 四代目 上原定五郎」と刻まれているが、こちらはきちんと読めるので、右側から突っ込まれたのではないだろうか。

場所  練馬区谷原1丁目11-1

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