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2022年4月25日 (月)

摩耶寺の石仏(品川区荏原)

摩耶寺は小山八幡神社の隣にある。荏原台のこの土地は、立会川の右岸の段丘にあたり、崖線下の標高は22m、崖線上は36mとかなりの段差がある。その為か、摩耶寺の参道も自然な階段になっており、寺社は概ね好立地に立っていることに感心する。

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摩耶寺の創建は不詳ながら、日蓮宗の寺院なので池上本門寺を中心とする数多くの寺院のひとつであろう。この辺りは立会川右岸にあった小山向井という字名の土地である。現在は荏原七丁目になっているが、昔は平塚村の一画。

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山門脇に堂宇があり、新しめの庚申塔が祀られている。日月、青面金剛像、足元には二邪鬼、三猿、左手には小さなショケラを持っている。造立年は昭和34年(1959)5月で、自分より若い庚申塔は極めて珍しい。小山庚申講と側面に彫られている。「大崎本町 石銀刻」とあるのは石工の名前だろうか。

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境内に入ると笠付丸柱型の題目塔が立っていた。ずいぶんと立派なもので、造立は明治14年(1881)5月。台石に「壇方中」(だんぼうちゅう)とある。あまり見ない表現である。正面には「南無妙法蓮華経」の題目があり、裏には當寺二十一代住職の名前と、芝伊皿子町 石工 和田五兵衛の銘がある。

場所  品川区荏原7丁目6-9

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