« 観音寺の石仏(新宿区高田馬場) | トップページ | 最勝寺の石仏(新宿区上落合) »

2022年4月17日 (日)

月見岡八幡神社の庚申塔(新宿区上落合)

月見岡八幡神社は新宿区上落合にあり、神田川の左岸と妙正寺川右岸に挟まれた舌状台地上にある。かつての上落合村の鎮守で源頼家が立ち寄ったとされ、旧境内地に湧水があり、その水面に月がきれいに映ったので月見岡の名前が付いたと伝えられる。旧境内地は上落合1丁目7の八幡公園(南東80mほど)で昭和37年に移転した。そこはまさに神田川左岸の段丘の崖地で湧水の存在は間違いないだろう。

P1020069

左右の狛犬は左の吽形が享保6年(1711)8月建之で武州上落合村講中の16人が奉納、右が慶応元年(1865)9月に奉納されたもの。この阿形は子犬を連れている。その他境内地には本殿の左奥に富士塚があり、これは昔、山手通りと早稲田通りの交差点傍らにあった富士塚を昭和2年に移築したもの。

P1020073

富士塚の隣には新宿区最古の宝篋印塔型の庚申塔がある。囲いが作られており傍に寄ることはできない。造立年は正保4年(1647)で、基礎部に「大願成就 奉造立庚申待講之結衆」とあるようだ。高さは180㎝を超える大きなもの。宝篋印塔型の庚申塔は珍しい。杉並区永福の永福寺西門にある五輪塔型の庚申塔は正保3年(1646)造立で、1600年代前半の庚申塔はいろいろな形があったようだ。

場所  新宿区上落合1丁目26-19

|

« 観音寺の石仏(新宿区高田馬場) | トップページ | 最勝寺の石仏(新宿区上落合) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 観音寺の石仏(新宿区高田馬場) | トップページ | 最勝寺の石仏(新宿区上落合) »