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2022年5月 8日 (日)

本橋家の庚申塔(練馬区下石神井)

千川通り沿いにある住宅公園の裏手、広い庭の御屋敷の一画に2基の石仏が並ぶ窪みがある。LEDライトも付けられていて、おそらく時によってはライトアップもされているのでは。このお宅は石神井近辺に多くある名家本橋家のひとつ。当然ながら石仏にも名前がある。

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左の大きな石仏は駒型の庚申塔。 造立年は元禄13年(1700)10月。 日月、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄で比較的大きなものである。下部には、「下石神井村 施主 本橋権左ヱ門」とありその横に同行十二人と刻まれている。

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右側の舟型光背型の石仏は残念ながら上部が欠損している。その部分を補ってみると「(馬頭観世)音二世安樂▢」となる。その下には「願主 本橋権左衛門」とあるが庚申塔と同一人物かどうか気になった。造立年を見てみると宝永3年(1706)11月とほぼ同年代だと分かり納得。ちょっと気になったのが、庚申塔の青面金剛像の左手に魚が握られていることで、殆ど例がないのではないだろうか。武蔵野台地の真ん中でショケラ代わりに魚とはいったいどういう意味があるのだろうか。

場所  練馬区下石神井1丁目9-5

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