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2022年5月20日 (金)

愛宕権現(練馬区下石神井)

禅定院前の道は旧早稲田通り(所沢道)で、禅定院前からは南東に向かって下井草に至る道だが、石神井川を渡って100m余りのところで交差する東西の道もまた古くからある道で、所沢道から十善戒寺を経て南田中の天祖稲荷神社から石神井川流域に戻る道である。現在は東行の一方通行の道として車も多いルート。

Cimg5361

その道を100mほど進むと斜め左に分岐する路地がある。実はこっちの道が昔からの道で、その分岐の傍に小さな祠が立っている。中を覗くと小さな舟型の地蔵菩薩坐像がある。

Cimg5362

実はこの地蔵、愛宕権現と呼ばれとても珍しいものだという。造立年等は全く読み取れない。しかし愛宕権現とされている。愛宕権現は京都の愛宕山の山岳信仰と修験道が結びついて起こった山岳信仰で、地蔵菩薩を本地仏としたようだ。神仏習合の中で育まれた愛宕権現信仰も明治になってからの廃仏毀釈でほぼ絶滅状態になったという。

場所  練馬区石神井町3丁目16-4

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コメント

にゃんちゅさん

歩き回る限りでは練馬区は石仏石碑の宝庫ですね。個人で維持されている方がとても多いのに感心します。

投稿: ぼのぼのぶろぐ管理人 | 2022年5月22日 (日) 13時17分

一連の記事を見ました。非常に興味深いです。享保年間設営という地蔵尊もありますが、享保はそうそう遠い昔のことではない。今もなお地蔵を彫った人や祀った人の魂がそこにあるような気がします。こういったものを守る文化は尊いです。

投稿: にゃんちゅ | 2022年5月20日 (金) 22時11分

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