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2022年6月20日 (月)

大聖寺の不動明王(足立区関原)

関原山不動院大聖寺は昔から関原不動尊で知られている。応永年間(1394~1428)に小宮光徳が草堂を建て、不動明王を安置したのが始まりとされるが、関原山不動心大聖寺となったのは天正13年(1583)である。江戸時代には江戸の庶民からの信仰も厚く、現存の本堂の建立は嘉永元年(1848)だが、建築に尽力した深川木場の講中が材木を寄進したという。

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山門の手前には3基の不動明王像(1基は文字のみ)が立っている。お不動さんの信仰は関東では成田山が最も有名だが、高幡不動、都内の五色不動など色々ある。元々大日如来が教化し難い衆生を救うために化身したのが不動明王で、炎に包まれた荒々しい形相の奥に深い憐れみをもつとされる。

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3基の不動明王は左から、嘉永4年(1851)造立で正面には「関原山」とあり、左には「是より十壱町」とある。中央の不動明王像の正面には「不動尊道  関原山大聖寺」右には「これより二里」とある。この2基は普通に考えて、大聖寺への道しるべとして他の場所に在ったものと推測される。一番右の大きな石塔は「関原山不動明王」と正面に刻まれ、右には「厄払 弘法大師」、左下には「六阿ミ▢▢▢へ八丁」とある。これは当初からここに在ったのかもしれない。

場所  足立区関原2丁目22-10

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