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2022年6月 9日 (木)

地蔵堂墓地の石仏(練馬区上石神井)

散策中にふと見つけた境外墓地、もしかしたら民間墓地だろうか。智福寺から少し南へ行くと、江戸時代からの古道が交差する。この道は下石神井の天祖神社前で西に分岐した古い道で武蔵関まで繋がっている江戸時代の上石神井村の幹線村道である。

Cimg5626

墓所の中程道路際に地蔵が並ぶ場所がある。上の写真左端の背の低い丸彫の地蔵菩薩像は単体、造立年は享保8年(1723)で▢▢禅定門とあるので墓石の可能性が高い。その右の3基と向かいの3基を合わせて、同年代造立の六地蔵になっている。

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これらの6体の紀年を見るとすべて宝暦10年(1760)とあり、同時期に村で造られた六地蔵だと思われる。それぞれ台石に刻まれている文字は摩滅しているものの「奉彫刻地蔵尊 念仏講中」「奉造立念佛地蔵尊 念仏講中」「奉建立六地蔵尊 念仏講中」などとどれも念仏講中による建立だと分かる。ただ右側列の一番道路側の1基だけが、明和6年(1769)8月の造立となっており、9年間は5地蔵だったということはないと思われるので何故だろうと考えてしまった。

場所  練馬区上石神井4丁目19-13

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