天保七年銘道標(足立区関原)
国道4号線日光街道の梅田交差点から西に延びる江北橋通り、本木でいったん途切れているが、近未来に扇までの未完成区間が出来上がり、江北橋を経て北区への主要道になるのは近い。その江北橋通り沿いにある梅田上町プチテラスにあるのが天保七年銘道標である。
まるで10億円の彫刻を扱うようにアクリルのケースに角柱型の道標は納められている。いささか大げさすぎないだろうか。この道標は文字通り天保7年(1836)3月の造立で、正面には「奉納 西國秩父坂東 現當二世(安楽)也 関原山不動尊道 右 當村不動尊道」とある。
しかしアクリル板はまるでダメだ。反射してまともに外観すら見えない。左側面には「向 右リ千住掃部宿 左リ 千住五町目道」とある。その他の文字も基本は関原山大聖寺への道案内を示している。
場所 足立区関原1丁目6-24
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