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2022年6月15日 (水)

光輪寺の庚申塔(足立区本木)

荒川の土手に近い足立区本木にある光輪寺は真言宗の寺院で、貞治3年(1364)の創建と古い。もとは現在は荒川の川の中にあたる場所にあったが、大正時代の荒川開削の時に移転を余儀なくされ現在地に移った。農村地帯ではあるが、江戸時代は日光街道も近く人口も多いエリアだったようだ。

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訪問時光輪寺の境内は改装中であった。いくつもの石仏石塔が横になっていたりして、不思議な風景になっていた。その中でしっかりと立っていたのは舟型の庚申地蔵だった。

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この舟型地蔵の造立年は寛文9年(1669)9月。尊像の脇には「奉庚申供養地蔵二世安樂所」と書かれている。左や後ろの石仏は台石のみが残されていた。後ろの地蔵菩薩は首がなく胴体は倒れていて、基壇には享保12年(1727)2月の紀年があり、奉造立地蔵尊、本木村の銘がある。

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倒れて移動の準備に入っている駒型の庚申塔があった。日月、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄で、造立年は享保16年(1731)9月とある。「奉納庚申  本木村」と刻まれていた。意外としっかりした台石で、大きな四角い石から庚申塔を鑿で削って作っているのが分かって興味深い。

場所  足立区本木1丁目26-25

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