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2022年6月 3日 (金)

庚申塚(練馬区石神井台)

庚申塚という交差点がある。この交差点名は結構いろんな地域にあるが、ここは旧早稲田通り(所沢道)と南北の村道の辻になる。その交差点の一番出っ張った角っこに屋根付で4基の石仏が並んでいる。

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こういう交差点に石仏石碑が残されているのは嬉しい限りである。「庚申塚」という交差点名の看板もあるが、4基のうち庚申塔は1基のみ。あとは供養塔と燈籠である。この辺りの古い地名は沼邉、沼辺地蔵尊もその地名に由来した名前で、ここをあえて言うなら沼辺庚申塚だろうか。

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右端の燈籠は笠付の角柱で、元文5年(1740)11月の造立。正面には「奉納 石燈籠壹基」とあり、右面には「武刕豊嶋郡上石神井村  北ハひさをりみち  南ハ多かいどミち」とある。反対側には「庚申待講中十二人」と願主銘がある。北はわからないが、南は高井戸の意であろう。隣りの背の高い角柱は享保19年(1734)11月造立の六十六部廻国供養塔。当地の行者名の俗名は本橋武左衛門とある。

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左から二番目が駒型の庚申塔。日月、青面金剛像、二鶏、三猿の図柄で、造立年は元禄5年(1692)11月。横に「奉造立庚申石佛為二世安樂處 上石神井村結衆廿八人」と刻まれている。左端の舟型の石仏は光明真言供養塔で正徳元年(1711)10月の造立。読誦塔のようである。武刕豊嶋郡上石神井村講中とあり、多数の願主名があるがほとんど本橋姓であった。

場所  練馬区石神井台5丁目23-30

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