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2022年6月18日 (土)

尾竹橋通りの地蔵堂(足立区本木)

尾竹橋通りは荒川の西新井橋から埼玉県草加市へ続く幹線道路で、日光街道(国道4号線)と並行して走っている。尾竹橋通りを境に西側が足立区本木、東側が関原である。中曽根神社のある渕江城址から少し北の尾竹橋通りに面して堂宇がある。中曽根という地名は江戸時代以降の小字で、かつての千葉氏の領地の中心地(当時は渕江)。この地蔵堂よりも北は、関東大震災以前は農地が見渡す限り広がる田園地帯だった。

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堂宇は施錠されているので格子の間から覗かせていただく。中に祀られているのは、庚申塔と地蔵菩薩。地蔵菩薩は赤子を抱いているので子育地蔵として建立されたものだろう。残念ながら造立年やその他銘文は分からない。

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左は駒型の庚申塔。日月、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄で、青面金剛像の頭には蛇がとぐろを巻いている。造立年は安永2年(1773)12月と側面にあるらしい(資料参照)。堂内には板碑の破片があるが出所は不明。また右下に小さな石塔と移転時の説明板があり、関原2丁目44-3からこの場所に昭和54年(1979)に移転しており、元の場所は道路の向かい側にあたる。おそらくは尾竹橋通りの建設に立ち退きここに移したものだろう。

場所  足立区本木2丁目21-17

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