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2022年7月 2日 (土)

根岸幼稚園前庚申塔(台東区根岸)

資料には根岸小学校前とあるが正確には根岸幼稚園前である。とても有名な庚申塔群で、あちこちで紹介されている。外から見えるのは3基だが、コンクリートの堂宇の中にも1基あり、計4基の庚申塔が祀られている。

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コンクリートの堂宇の中には資料によると、天明5年(1785)7月造立の駒型庚申塔がある。もとは安永元年(1772)に造立されたものだが、破損等により僅か13年後に根岸・新田講中が再建したとされる。今回は隙間からも撮影が困難であったため、写真は宿題となった。

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一番左の手水鉢の脇にあるのは舟型光背型の聖観音立像。造立年は寛文8年(1668)9月と古いものである。正面には「庚申供養二世安樂所」と刻まれており、下部に願主名が6人銘ある。中央部分斜めに折れたような跡が残っている。

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右隣りにあるのが駒型の庚申塔で、三角形の配置で三猿が描かれている。造立年は元禄16年(1703)9月である。これも保存状態はかなり良い。

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堂宇の脇にあるのは板碑型の庚申塔。下部に三猿が陽刻されている。中央には「奉待庚申供養二世安樂所」と刻まれている。三猿の下には11人の施主願主名が記されている。庚申塔の上部にある扁額には、「猿田彦大神」と大きく中心に書かれており、「日光山中禅寺立木観音講」とある。ずらりと並ぶ木板の千社札が素晴らしい。

場所  台東区根岸3丁目9-7

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