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2022年7月28日 (木)

土橋観音菩薩(葛飾区小菅)

正覚寺は綾瀬川の右岸(西側)だが、東側の左岸にも同じように大きな水道施設(小菅水再生センター)がある。屋上の日本庭園の池にはカワセミもやってくるらしい。

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水再生センターの東隣の角に堂宇があり、堂宇前の石塔には「南無大慈大悲観世音菩薩」とある。裏側には「奉納 祈願 病気平癒 昭和55年4月18日 中山左喜蔵」と書かれていた。施錠されている堂宇の格子から中を覗かせていただく。

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広い堂宇の中にはいささかアンバランスな舟型光背型の聖観音菩薩像が祀られていた。台石の正面には「小菅講中」とある。首のところで中折れしており補修した形跡がある。そして上部と首から下では石の材質が異なっている。紀年などは何も書かれていない。私の推測では、首から上の部分は昔からあった聖観音像のもので、戦災で首から下が破壊されてしまったのではないだろうか。それを補修して昭和50年代になってようやく再建相成ったという経緯。首から上の像形の素晴らしさに対して、首から下は素人が作ったようにしか思えない造作に見えたのでそういうストーリーを組み立てた。

場所  葛飾区小菅2丁目10-26

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