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2022年7月10日 (日)

駅前地蔵尊(大田区羽田)

日本を代表する羽田空港は多摩川の河口にある。近年は巨大な海上滑走路が造られたり、今年(2022)3月には川崎と結ぶ多摩川スカイブリッジが開通したりしたが、昭和からの100年で大変貌を遂げたエリアである。元々昭和6年に羽田飛行場が出来、現在大きな赤鳥居がある沖合まで京浜急行が線路を伸ばして、「穴守」という駅があった。

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その辺りは海水浴場だったり、漁師町だったり、穴守稲荷神社の門前町で、羽田鈴木町、羽田穴守町などの街があったのだが、終戦後GHQが羽田空港をHANEDA AIRBASEとして拡張工事、「48時間以内に全住民は撤去しろ」という無茶苦茶な命令で住民はすべて追い出された歴史がある。

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現在もある海老取川を渡る手前にも駅があり、GHQが空港を支配したのちは川の西側の稲荷橋駅が京急羽田線の終点になった。おそらく駅前地蔵尊はこの時代の稲荷橋駅前にあったものではないかと推測している。稲荷橋駅は戦後羽田空港駅と名前を変えている。

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地蔵尊は全部で4体という珍しい数。紀年等は分からないが、地元の人々が守っている様子が見てとれる。穴守稲荷神社もこちら側に移されて、多くの人々の参詣を受けている。かつての稲荷橋駅はこの地蔵尊のすぐ北にあったが、500mほど西に出来た穴守稲荷駅に取って代わってしまった。

場所  大田区羽田5丁目15地先

 

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